【元公務員が語る!】採用試験当日に感じたこと(特別区・県庁)

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こんにちは!当ブログ管理人のAONE(アオネ)です。

「公務員試験当日の様子を知りたい!」
「試験時間は書いてあるけど、何時ぐらいに帰れるんだろう?」
「実際に採用試験を受けた人の話を聞きたい!」

そう思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、私が実際に試験を受けた特別区と県庁の、試験当日のことについて赤裸々にお話ししていきたいと思います。
筆記試験だけでなく、論文試験や面接試験のこともお話しします。
日記みたいになるかもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。

公務員の採用までのスケジュールを知りたい人はこの記事を!
【公務員になるには?】採用までのプロセス完全版「都庁・特別区編」
【公務員になるには?】採用までのプロセス完全版「都道府県庁・市役所編」

それではいってみましょう!

AONE
AONE

元県庁職員のwebライター

一年間独学で勉強・対策をし、公務員試験に合格する

このブログでは主に公務員試験対策についての記事を載せています

特別区編

5月初旬に筆記試験(教養・専門)と論文試験を行う1次試験がありました。
ちなみに1次試験は私服で行きました。
結果として私は1次試験で落ちてしまったので、ここでは1次試験当日のことについてお話ししていきます。
当日は筆記試験と論文試験を両方行ったので、9時ごろから17時ごろまで試験が続き、クタクタになったのを覚えています。

筆記試験(教養・専門)

教養試験の試験時間は2時間でした。
特別区の試験の直前に受けた模試で、教養試験の点数がボロボロだったので、とても不安な状態で試験に挑みました。ある程度解けましたが、時事問題が予想より難しく、勘で答えた問題も多かったです。

教養試験の後、お昼をはさんで90分間の専門試験がありました。
専門試験は過去問のような基本的な問題が多かったですが、各分野で一問ずつぐらい過去に出題されていないパターンの問題があり、「どうやって解くんだ?」と思いながら結局解けなかったのが正直なところです。
これは後日談ですが、試験問題の解答速報がYouTubeで公開されていて、それを見るとマクロやミクロの範囲でめっちゃ計算ミスやケアレスミスをしていたので、絶望しました(笑)

論文試験

専門試験から20分後ぐらいに論文試験を行いましたが、教養試験・専門試験を終えて、この時点でもう相当疲れていました。
論文試験は2つのお題の中から1つを選んで、80分で1000~1500字書くというものでした。
私は「外国人移住者が増えている中で行政が取り組むべきこと」というテーマを選び、外国人労働者に焦点を当てて書き進めました。文章は問題なく構成出来ましたが、外国人観光客についても注目するべきだったかなと反省しています。

後悔していること

特別区の試験当日に後悔していることが1つあります。
それは「腕時計を忘れたこと」です。
家を出る前に気が付いたものの、試験会場が大学だったため教室に時計があるだろうと思い、持っていきませんでした。しかし、会場につくと時計はなく、他の人はみんな腕時計を持ってきていました。
会場に時計があるとは限らないので、みなさん時計は必ず持っていきましょう。

県庁編

県庁の採用試験は、①6月中旬の筆記試験(教養・専門)、②7月上旬の論文試験・適性検査、③8月上旬の面接試験、この3日間で行われました。筆記試験が1次試験、論文試験・適性検査・面接試験が2次試験という流れです。
ちなみに1次試験は私服で受け、それ以降はスーツで受けました。

筆記試験(教養・専門)

教養試験・専門試験ともに試験時間は2時間でした。

教養試験は特別区の問題が少し難しかったこともあり不安でしたが、当日はすらすら解くことができて、「これなら合格できる」と内心感じていました。また、試験直前に塾講師のアルバイトで生徒に教えた時差の問題が出題され、運も味方につけられたことがうれしかったです。
専門試験もそこまで難しい問題はなく、教養試験・専門試験どちらも特別区の方が難しかったと感じました。

論文試験

論文試験は「デジタル技術」に関するテーマ(詳細は忘れました笑)に対し、75分で900~1100字書くというものでした。
前半はスムーズに書き進めることができましたが、後半手が止まってしまい、時間も迫る中で頑張って書き終えました。論文対策はたくさん行いましたが、不本意に終わってしまったのが残念です。

適性検査

論文試験の後、お昼をはさんで適性検査を行いました。
適性検査についてはあまり詳しく記載されていなかったので、ドキドキしていました。

まず初めに行ったのが、隣り合う数字をひたすらに足していくというものです。
スピードも大事だが、正確性も大事と説明されたのでミスのないように取り組んでいました。結構長い時間やっていたので、筆記試験や論文試験以上にしんどかったです。

2つ目は、質問に対して当てはまるかを答えるアンケートのようなものでした。
その中で「法律は守らなくてもよいと思う」という項目があり、当てはまるって答えるやつ誰もいないだろ(笑)と感じたのを覚えています。

面接試験

面接試験は同じ日に2回行われました。
1回目は10分程度、2回目は30分程度でした。

1回目は面接官が2人いて、時間も短かったので志望動機や取り組みたいことなど、基本的な事しか聞かれませんでした。意外だったのは、広い部屋をパーテーションで4つに分けて、同時に面接をしていたことです。隣の面接の声がよく聞こえていたので、面接官の質問の声が聞き取れないことも何回かありました。

1回目の面接後、部屋を移動して2回目の面接を行いました。1回目の面接から20分後ぐらいだったと思います。
2回目は面接官が3人いて、もちろんまわりに人はいませんでした。30分と長かったので難しい質問もされるのかなと思いましたが、全部想定内の質問でゼミや卒論についての質問が少し多かった印象です。
圧をかけられたり、バカにされたりすることは一切なかったので、練習通りの力が発揮できました。

まとめ

今回は特別区と県庁の採用試験当日の様子についてお伝えしました。
私の経験をもとに書いているので、あまり参考にならないかもしれませんが、試験当日のイメージができれば、少しリラックスして試験を受けられると思います。
特に筆記試験は精神的にも体力的にもしんどいですが、力を発揮できるように頑張ってください。

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