【お悩み解決!】公務員試験の併願パターン3選

こんにちは!当ブログ管理人のAONE(アオネ)です。

「いくつぐらい試験受けとけばいいんだろう?」
「どこを受けようか?」

公務員試験にあたって、このように併願について悩む人は多いと思います。
大前提として、一次試験が同日である官公庁は併願できないので、考えるのが難しいですよね。

そこで今回は、多くの人に当てはまるであろう以下の併願パターン
国家公務員と地方公務員の併願
地方公務員内での併願
民間企業と公務員の併願
この3つについてそれぞれのメリット・デメリットと共に紹介します。

ちなみに公務員試験の受験料は一切かかりません。金銭的な問題は全く心配しなくて大丈夫です。(交通費等は自己負担)

地方公務員の採用までのプロセスや、併願のルールについて知りたい人はこの記事を!
【公務員になるには?】採用までのプロセス完全版「都庁・特別区編」
【公務員になるには?】採用までのプロセス完全版「都道府県庁・市役所編」

それではいってみましょう!

AONE
AONE

元県庁職員のwebライター

一年間独学で勉強・対策をし、公務員試験に合格する

このブログでは主に公務員試験対策についての記事を載せています

①国家公務員と地方公務員の併願

併願例
国家総合職+国家一般職+都道府県庁
国家一般職+国税専門官+都道府県庁
国会一般職+都道府県庁+市役所 etc…

私の印象では、公務員を目指す人の多くがこのパターンです。
受けようと思えば、最大8つぐらいは受けられると思います。

国家公務員の仕事や国家公務員の職業例を知りたい人はこの記事を!
【公務員を目指す人 必見!】公務員の仕事とは?国家公務員と地方公務員の違い

メリット

  • 滑り止めを作りやすい
  • 比較的早く内定が出る

前述したように、このパターンでは受けられる官公庁の数が多いので、全落ちするリスクをより減らすことができます。また、国家公務員の試験は地方公務員よりも早くスタートするので、国家公務員の試験に合格すれば、公務員の中では比較的早く内定が出るでしょう。(だいたい7月中旬ごろ)

デメリット

  • ハードスケジュールになりがち
  • 筆記試験のレベルが上がる

申し込む数が多くなれば、もちろん受ける試験も多くなるので、体力的・精神的にキツイと思います。筆記試験は時間も長い上に、それが一週間に数回あるということもあり得るでしょう。
さらに、国家公務員の筆記試験は地方公務員より格段に難しいので、その対策も大変な部分です。

②地方公務員内での併願

併願例
特別区+都道府県庁+市役所
都道府県庁+市役所
政令指定都市+市役所 etc…

このパターンでも、4つ程度は併願できます。

AONE
AONE

実際私はこのパターンで

特別区+都道府県庁+市役所(1つ)

この3つで併願しました

メリット

  • 筆記試験のレベルはそこまで高くない
  • スケジュールに余裕がてる

地方公務員の筆記試験は、国家公務員に比べて比較的簡単なので、①のパターンより試験対策の負担が少し軽くなります。また、受ける数が少なくなることで、逆にスケジュールに余裕が生まれるので、一つ一つの試験に集中して挑むことができます。

デメリット

  • 受けられる官公庁が限られる
  • 内定が出る時期が遅くなる

都庁と特別区、都道府県庁と政令指定都市は1次試験が同日で併願することができないので、受けられる数が限られるのが少し不安な点です。また、市役所は内定が出るのが10月や11月の場合も多く、そこまで就活を続ける必要があります。

③民間企業と公務員の併願

初めから民間企業と公務員を併願するというより、民間志望の人が自分の就活状況をみて、公務員試験も受けるという人が多い印象です。

メリット

  • 内定がある状態で公務員試験に挑める
  • 面接慣れすることができる

民間企業はだいたい6月までに内定が出る場合が多いです。その内定があれば、全落ちの不安がない状態で公務員試験に挑めるので、精神的にリラックスできると思います。また、全然興味のない民間企業を受けて面接練習の場として使う人も多く、面接慣れといった部分も期待できます。

デメリット

  • 公務員試験対策に割ける時間が減る
  • スケジュール管理が大変

筆記試験対策には、およそ1000~1500時間必要と言われています。したがって、民間企業の研究やインターン、面接などに時間を取られると、公務員試験対策と両立するのはとても難しいです。また、4月~6月は民間企業の選考と公務員の筆記試験が重なる時期で、スケジュール管理をするのが大変でしょう。

まとめ

主な併願パターン
国家公務員と地方公務員の併願
地方公務員内での併願
民間企業と公務員の併願

①国家公務員と地方公務員の併願
【メリット・デメリット】
滑り止めを作りやすい
比較的早く内定が出る
ハードスケジュールになりがち
筆記試験のレベルが上がる

②地方公務員内での併願
【メリット・デメリット】
筆記試験のレベルはそこまで高くない
スケジュールに余裕がもてる
受けられる官公庁が限られる
内定が出る時期が遅くなる

③民間企業と公務員の併願
【メリット・デメリット】
内定がある状態で公務員試験に挑める
面接慣れすることができる
公務員試験対策に割ける時間が減る
スケジュール管理が大変

今回は公務員試験の併願パターンとそれぞれのメリット・デメリットについて紹介しました。
併願先や併願の数に答えはないので、今回お伝えした内容や志望先から自分に合った併願を見つけてください。

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