公務員試験 オススメの参考書(筆記試験編)

公務員試験対策

こんにちは!当ブログ管理人のAONE(アオネ)です。

「独学で勉強しているけど、やり方間違ってないかな?」
「参考書がありすぎてどれがいいのか分からない」

公務員試験の対策をする中で、こんな不安を感じている人も多いと思います。
特に独学で勉強をしている人は、参考書の種類がたくさんありすぎてどれを使えばいいか分からないですよね。

そこで今回は、私が公務員試験に向けて独学で勉強した経験をもとに、筆記試験対策に役立つオススメの参考書や私が実際に使っていた参考書をご紹介したいと思います。

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それではいってみましょう!

AONE
AONE

元県庁職員のwebライター

一年間独学で勉強・対策をし、公務員試験に合格する

このブログでは主に公務員試験対策についての記事を載せています

オススメの参考書

スーパー過去問ゼミシリーズ

Amazon価格 税込み 1980円(全科目共通)

筆記試験対策の参考書として一番有名なのが、このスーパー過去問ゼミシリーズです。
スー過去」と呼ばれ、多くの公務員志望者が使用しています。
各科目ごとに発行されており、3年ごとに改定(財政学は毎年改定)されているので、最新の問題にも対応しています。

全部で22冊ありますが、試験に出題される科目かつ特に問題数の多い科目に絞って買うといいと思います。
私は以下の11冊を買って勉強していました。

  • 数的数理
  • 判断数理
  • 文章理解・資料解釈
  • 憲法
  • 民法Ⅰ
  • 民法Ⅱ
  • 行政法
  • ミクロ経済学
  • マクロ経済学
  • 財政学
  • 経営学

ここからは「スーパー過去問ゼミシリーズ」のオススメポイントをお伝えしていきます。

問題数が多い

各科目およそ150~250問ぐらい収録されていて、テーマごとに章が分かれているので、幅広い範囲を細かいところまで勉強することができます。
また、筆記試験ではテーマごとに問題のパターンがある程度決まっているので、過去問を繰り返し解いていけば、予備校や通信講座を受けなくても合格することは十分可能です。

解説が分かりやすい

解説がとても細かく掲載されているのもこの参考書の魅力です。
どうしてこの答えが正解なのかだけでなく、この選択肢のどこが間違っているのかということも知ることができるので理解がより深まります。

国家公務員・地方公務員どちらにも対応している

市役所、地方上級などに出題された問題だけでなく、国家一般職や総合職の過去問も掲載されているので、公務員を目指す全ての人にオススメの参考書です。
問題の横に出題された年度や職種が載っていたり、問題がレベル分けされたりしているので、自分が解くべき問題が分かりやすくなっています。

最初でつまずかないシリーズ

Amazon価格 税込み 1980円(法律科目は1880円)

法律や経済をほとんど勉強していない中で、いきなり過去問を解くのは難しいですよね。
そんな人にオススメなのがこの「最初でつまずかないシリーズ」です。
このシリーズは、民法Ⅰ民法Ⅱ行政法ミクロ経済学マクロ経済学数的推理の6冊が発売されています。

私は大学時代法学部で、経済学がほとんど分からなかったのでマクロ経済学とミクロ経済学の2冊を買って勉強していました。

以下で「最初でつまずかないシリーズ」のオススメポイントをお伝えしていきます。

説明がとても分かりやすい

最初でつまずかないと言っているだけあって、とても分かりやすく説明が書かれています。
経済学でいえば、円安や円高とは何かというところから詳しく説明されているので、一番最初に読むのにもってこいの参考書だと思います。

また、各章のまとめでは図やイラストなどを用いて簡潔に説明しているので、私はそのまとめをノートに写して、通学時間などに繰り返し見ていました。

練習問題が多い

この参考書は問題集ではありませんが、説明の間に練習問題が多数掲載されているのが印象的でした。
その問題も過去に筆記試験で出題されたものが多いので、どんなパターンで出題されるのかが分かるのはとても魅力的です。

いろいろな解き方を紹介している

これは計算問題が出題される経済学や数的推理に限ったことですが、この参考書では解法をいくつか紹介しています。一発で答えが分かる公式や簡単な計算で地道に解くやり方など、自分が好きな解き方でできるのはうれしいですよね。
もちろん、途中式も丁寧に書かれているので独学で勉強する人にとってはありがたい一冊です。

速攻の時事

Amazon価格 税込み 1100円

時事問題は国家公務員・地方公務員限らず、教養試験で5問程度出題されるとても重要な分野です。
ニュースや新聞を見とけば解けるだろうと思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。なぜなら公務員試験の時事問題で出題される内容は、経済財政統計分野などが多いからです。そのため、時事問題に向けてはしっかりと勉強していく必要があります。

以下で「速攻の時事」のオススメポイントをお伝えしていきます。

補足情報が豊富

この参考書はテーマ別にまとめられており、それらに関する用語や法律の説明も詳しく説明されています。私が実際受けた模試では、この補足情報の内容が問題文に出たこともあったので、細かい知識まで定着させることが重要です。

練習問題が掲載されている

時事はどのようなパターンの問題が出されるかが予想しづらい傾向にあります。
この参考書では「出る文」として、試験にどのような文章で出題されるかを練習問題を通して知ることができます。また、今年出題されやすいテーマをランキングで紹介しているので、特に重要な部分が分かるのは魅力的です。

「実践トレーニング編」と組み合わせると効果倍増

Amazon価格 税込み 1100円

「速攻の時事」は毎年、この実践トレーニング編もセットで発売されています。
「速攻の時事」で内容を覚えつつ、この実践トレーニングで重要用語の暗記や予想問題の演習を進めていけば、より効果的な学習になります。

(補足)志望先の過去問題集

Amazon価格 税込み 3080円(職種によって様々)

地方上級や国家一般職など、その職種で出題された過去問がまとめられた問題集です。
どんなパターンの問題が出るのか、難易度はどれぐらいなのかということが分かるので、筆記試験が近づいたときに行うと効果的だと思います。

私は特別区と地方上級の過去問を買って、試験の3か月前ぐらいから解き始めました。
スーパー過去問ゼミシリーズと被る問題も多いので、買わなかったとしてもそこまで苦労することはないと思います。

あまりオススメしない参考書とは?

ここまでオススメの参考書を紹介してきましたが、最後にあまりオススメできない参考書についてお話ししたいと思います。

あまりオススメできない参考書は「○日でできる公務員対策」や「この一冊で対策できる」といった内容の参考書です。
理由は、1つ1つの分野が広く浅く紹介されていて、途中式などもカットされていることが多いからです。

私も公務員試験対策のスタートの時期にこのような参考書を使って勉強していましたが、分からない部分が多く、過去問に全く歯が立たない状態でした。
最初に筆記試験の全体像を知りたいという人は買ってみてもいいかもしれませんが、私の経験としてはあまり役に立たないと思います。

まとめ

オススメの参考書(筆記試験編)
スーパー過去問ゼミシリーズ
最初でつまずかないシリーズ
速攻の時事
・(補足)志望先の過去問題集

今回は公務員の筆記試験対策に役立つオススメの参考書について紹介しました。

人によって使いやすい参考書は変わってくると思いますが、今回紹介した参考書は人気も高く、とても分かりやすいものなので、特に独学で対策をしている人にはオススメです。

科目がたくさんあって覚える内容がとても多いですが、合格に向けて頑張ってください。

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