公務員試験 予備校と独学の違い(それぞれどんな人が適しているか)

公務員試験対策

こんにちは!当ブログ管理人のAONE(アオネ)です。

「予備校行った方が安心なのかな?」
「独学でも合格できるのかな?」
「どんな試験対策方法があるのかな?」

公務員試験に向けて、このような悩みを抱えている人も多いと思います。

ちなみに公務員試験の対策方法としては、3パターンあります。
今回はそれらを紹介するとともに、それぞれのメリット・デメリットやその方法に向いている人の特徴も一緒にお話ししていきたいと思います。

それではいってみましょう!

AONE
AONE

元県庁職員のwebライター

一年間独学で勉強・対策をし、公務員試験に合格する

このブログでは主に公務員試験対策についての記事を載せています

試験対策方法の3パターンとは?

予備校

有名な公務員予備校
・LEC東京リーガルマインド
・資格の大原
・資格の学校TAC

対策方法として一番先に思いつくのが予備校だと思います。
自分の志望先に合ったコースの授業を受けながら、勉強をしていくという流れです。
最近では、対面の授業だけでなくオンライン授業も取り入れた予備校が増えてきています。

私の公務員時代の同期にも、LECやTACなどの予備校に通っていた人がたくさんいました。

予備校に向いている人
・家で集中して勉強できない人
・法学部・経済学部以外の人
・公務員を一緒に目指す友達が欲しい人

通信講座

有名な公務員通信講座
・スタディング
・アガルート
・クレアール

オンラインのみで試験対策ができる講座もたくさんあります。
予備校より費用を抑えながら、基礎から学べるのが魅力ですよね。
中には、デジタル教材のみで冊子のテキストが有料の場合もあるので、注意が必要です。
最近では、YouTubeで公務員試験対策の動画をアップしているチャンネルも多いです。

私は通信講座は利用していませんでしたが、YouTubeは数的推理や判断推理の分野でよく使っていました。

通信講座に向いている人
・外出する機会が多い人
・家で集中して勉強できない人
・法学部・経済学部以外の人

独学

本屋さんに行ってみると、公務員試験に関する参考書がとても充実しています。
なので、独学だとしてもそれらをうまく利用して勉強すれば、試験に合格することは十分可能です。
対面授業や通信講座で1時間使って説明する範囲を、自分で勉強して30分で理解できればとても効率がいいですよね。

実際私も独学で県庁に合格することが出来ましたが、公務員試験の問題はよく出題される範囲がある程度決まっていて、問題のパターンも似ていることが多いです。
したがって公務員試験に向けては、過去問を通して問題のパターンや問題の解き方を理解することが重要になります。

独学に向いている人
・一人でも集中して勉強できる人
・部活やサークルにも熱心に取り組みたい人
・金銭的な負担を減らしたい人

それぞれのメリット

予備校編

公務員を一緒に目指す友達を作れる

勉強していく中で、心が折れそうになったり、心細くなったりすることが何度もあります。
そんなとき、同じ公務員という夢を目指す友達がいたらとても心強いでしょう。
仕事をしてからも予備校の話でよく盛り上がることがあるので、友達ができるというのは一番のメリットだと思います。

論文や面接対策も実施している

多くの予備校では筆記試験対策だけでなく、論文の添削や模擬面接など合格に向けてのサポートも充実しています。論文や面接の対策は一人で行うには難しい部分があるので、それを公務員試験のプロにしてもらえるのは大きな魅力だと思います。

通信講座編

どこでも何度でも講座を受けられる

通信講座の魅力はどこでも講座が見られる部分だと思います。
大学の授業の空きコマや通学時間で勉強ができるのは効率がいいですよね。
また多くの通信講座では期間内であれば、繰り返し講義を見ることができます。
分からなくなったら再度確認したり、復習に使えたりするのはとても便利です。

有益な情報を得られる

これは予備校にもあてはまることですが、教えてくれる人は公務員試験のプロなので、簡単に問題を解く裏技や今年度出題されそうな問題を伝えてくれるかもしれません。
公務員試験を受ける上で、それらの情報はとても重要になってきます。

独学編

出費を抑えられる

独学の一番のメリットは金銭的な負担を減らせることです。
予備校や通信講座は数十万かかりますが、参考書はせいぜい2000~3000円で買えるので、数十冊買ったとしても、コスパは最高ですね。
参考書をアマゾンなどのECサイトで中古で購入すればもっと安く済ませることができます。

部活やサークルと両立しやすい

公務員試験の対策はだいたい大学3年の夏ごろから始める人が多いです。
しかし、その時期はまだ部活やサークルなどに取り組んでいる人も多く、予備校に行くために部活やサークルが犠牲になるのは嫌ですよね。
独学であれば、部活やサークルに一生懸命取り組みながらも、空いている時間で勉強をすることができ、有意義な時間の使い方をすることができます。

実際私も独学で勉強しながら、引退する大学3年の11月までサークル活動に取り組んでいました。

それぞれのデメリット

予備校編

費用が高い

出費が増えることは予備校の一番のデメリットだと思います。
コースにもよりますが、20万~40万ぐらいかかるのが一般的です。

時間の融通が利かない

予備校に通って講義を受けるとなると、学生生活やプライベートに支障がでるかもしれません。
大学や家から予備校まで遠いと、通うのも面倒になりますよね。

通信講座編

安くない費用

予備校に比べれば費用は安く抑えられますが、それでも数万~10万程度はかかります。
高いものだと予備校と同じぐらいするものもあるので、自分に合ったコースを選ぶことが大切です。

苦手科目のみの履修が難しい

これは予備校にも当てはまりますが、講座は科目ごとではなく、志望先に合わせたコースや分野ごとに分けられていることが多いです。したがって、民法だけ数的推理だけといった苦手科目のみの学習にはあまり向いていません。

独学編

分からない部分が解決できない

参考書の解説を見ると丁寧に書かれていなかったり、途中式が抜けたりしていることが多々あります。
そうなると自分で解決するのは難しいですよね。
私も周りに公務員志望の人があまりいなかったので、ネットや別の参考書を使って調べていました。

情報収集がしにくい

独学だと同じ公務員志望の友達もなかなかできないので、みんながどこを受けているのか、どんな対策をしているのかが分からない状態で試験に挑むことになります。自分は勉強しているつもりでも、まわりの様子が分からないと不安になりますよね。
私のブログはそんな独学で勉強している人の道しるべとなって、多くの人の支えになる存在になりたいと思います。

まとめ

それぞれの対策方法のメリット・デメリット
予備校編
公務員を一緒に目指す友達を作れる
論文や面接対策も実施している
費用が高い
時間の融通が利かない

通信講座編
どこでも何度でも講座を受けられる
有益な情報を得られる
安くない費用
苦手科目のみの履修は難しい

独学編
出費を抑えられる
部活やサークルと両立しやすい
分からない部分が解決できない
情報収集がしにくい

今回は対策方法別のメリット・デメリット、それぞれの対策方法に向いている人についてお伝えしました。前述したように、どの対策方法だとしても自分の頑張り次第で十分合格することはできます。
メリット・デメリットを踏まえて、自分に合った対策で勉強を頑張ってください。

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